茨城県北茨城市

畳を上げて床材を解体し、床下作業用の人通口を造作している様子
復旧のため畳・床材を解体し人通口を確保

D様邸の水害復旧工事(北茨城市)
【台風13号による床上浸水】

WDR Plan

浸水の原因と復旧計画

台風13号により床上約40cmまで浸水。1階の家財は広範囲で水没し、キッチン収納扉や和室の畳に大きな被害が出ました。

建具の開閉不良は軽微でしたが、集合材のキッチン扉は強度低下のため新規制作に。畳は撤去し、機能性とご予算の観点からクッションフロアへ変更しました。

石膏ボードを規定高さまで解体し、壁内の木下地の含水率を確認。高い数値が継続していたため断熱材を撤去して乾燥・除湿を実施しました。

床下・床上の汚泥と汚水を除去後、高圧バイオ洗浄→乾燥→防カビ・消毒→オゾン燻蒸の順で衛生環境を回復し、自然乾燥期間を経て内装リフォームへ移行しました。

Process

復旧までの作業工程

1

湿度・含水率の計測

床下・壁内の含水率を計測し被害範囲と乾燥計画を決定。

2

浸水した建材の解体

石膏ボードや床材、損壊した収納扉等を撤去。

3

汚水を含んだ断熱材の撤去

壁・床の断熱材が汚水を含む場合は撤去します。

4

汚水・汚泥の排出

床下・床上、下地の隙間に残る汚染物を徹底除去。

5

高圧バイオ洗浄

バイオ洗浄剤+高圧洗浄&ブラシ手洗いで洗浄。

6

乾燥・除湿

専用機材で乾燥・除湿し、基礎面の含水率を15%前後へ。

7

殺カビ・消毒

殺カビ剤・過酸化水素水・次亜塩素酸水・バイオ消臭剤を適材適所で使用。

8

オゾン燻蒸

高濃度オゾンで殺菌・脱臭し臭気をリセット。

9

自然乾燥期間

宅内全体の微量な湿気が抜けるまで約3週間。

10

1階の部分リフォーム

断熱材充填、壁・クロス・床の仕上げ、建具・キッチン扉の制作等。

Construction
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