台風13号の影響で床上約30cmまで浸水し、1階の家財が広範囲に被害。扉建具は汚水を吸って膨張・変形し、開閉困難な状態でした。
和室の畳は撤去済みでしたが、経過により木部にカビを確認。床下にも汚水・汚泥の残留、床下空間の湿度および建材の含水率は高い数値を記録していました。
汚染源の除去(解体・撤去)後、高圧バイオ洗浄と手洗い洗浄で汚染を徹底除去。乾燥・除湿で含水率を15%前後まで低下させ、殺カビ・消毒とオゾン燻蒸を実施。その後3週間の自然乾燥期間を設け、1階の部分リフォームまで一貫対応しました。
床下浸水後の清掃と消毒の標準工程をベースに、床上浸水に適した解体・乾燥管理を追加実施しています。