【復旧事例】宇都宮市N様邸|給湯管フレキ漏水による床下浸水の復旧記録


栃木県宇都宮市N様邸にて、給湯管フレキからの微量漏水が長期化したことで発生した床下浸水を復旧しました。床面から20cmほど汚水が溜まり、床束の含水率は40%以上・湿度80%超という深刻な状態でした。床下に潜って漏水箇所を特定しフレキ管を交換後、排水・吸水→調湿材撤去→高圧バイオ洗浄→乾燥(含水率15%以下)→シロアリ防蟻・防腐処理→消毒・除菌→オゾン燻蒸まで一貫対応しました。
- 被害状況:給湯管フレキ漏水による床下浸水(水位20cm)・含水率40%超・湿度80%超
- 発生原因:お風呂場の給湯フレキ管からの長期漏水
- 建物種別:戸建て住宅
- 対応内容:漏水修理 → ポンプ排水・バキューム吸水 → 調湿材撤去 → 高圧バイオ洗浄 → 乾燥・除湿(含水率15%以下) → 防蟻・防腐処理 → 殺カビ・消毒 → オゾン燻蒸
復旧までの作業工程

湿度・含水率の計測
機材で床下の湿度・建材の含水率を測定し、基準値を把握します。床束の含水率40%以上・湿度80%超を確認し、早急な対応が必要と判断しました。

漏水箇所の特定・修理
床下に潜り30分ほどかけてお風呂場の給湯フレキ管からのポタポタ漏水を特定。新しいフレキ管に交換して漏水修理を完了しました。

汚水・汚泥の排出
ポンプで汚水をあらかた排水後、バキュームで残水を徹底吸引。水を吸って機能しなくなった調湿材も撤去しました。

高圧バイオ洗浄
バイオ洗浄剤と高圧水流で汚れを削り落とします。高圧洗浄機が届かない部分はブラシで手洗いしながらバキュームで吸水します。

乾燥・除湿(含水率管理)
送風機8〜10台と除湿機で床下全域を強制乾燥。含水率計で計測しながら15%以下になるまで徹底管理します。

防蟻・防腐処理
アリシスゴールドを使用し、床束・根がらみなど木部にしっかりと塗り込みます。シロアリ被害と腐朽の再発リスクを低減します。

殺カビ・消毒・オゾン燻蒸
消毒液を噴霧して殺菌と防カビを実施。さらにオゾンガスを床下空間に充満させ、人の手の届かない箇所まで殺菌・脱臭します。
施工風景と作業内容

床面から20cmほど汚水が溜まっています。水面には汚れや虫の死骸が浮遊しているのが確認できます。

床束の含水率を測定すると40%以上の高い数値を計測。早急に乾燥を行わないと腐食が始まります。

床下空間の湿度は80%超えを計測し、カビが繁殖しやすい環境となっています。

床下に潜りながら漏水原因の調査を行います。においから排水漏れではないと想定し、給排水の漏水を疑います。

30分ほど床下に潜って漏水箇所を特定。お風呂場の給湯フレキ管からのポタポタ漏水でした。

新しいフレキ管に交換し、漏水修理は完了です。

キッチン点検口のほか、和室の畳を上げて開口部を造作します。

水中ポンプを使用して溜まった汚水をあらかた排水します。

ポンプで抜ききれなかった残水をバキュームで完全に吸い取ります。

床下で吸水するスタッフと、床上でバキュームの排水を担当するスタッフに分かれて連携作業します。

水を抜くとトイレ下に敷設された調湿材が現れました。

大量の水を吸ってカビ発生リスクがある調湿材を撤去します。

調湿材をすべてきれいに撤去しました。

吸水が完了しました。これから高圧バイオ洗浄に入ります。

バイオ洗浄液を高圧水流で泡立てながら、汚れを削り落としていきます。

高圧洗浄機が行き届かない部分はブラシで手洗いしながら、バキュームで吸水します。

乾燥用の送風機を床下に設置します。広さによりますが、およそ8〜10台ほど設置します。

乾燥させる箇所に応じて角度や方向を調整し、空気の流れを作ります。

配管が多く狭い箇所には専用の小型送風機を設置します。

除湿機などを使用し、乾燥した空気を床下へ送り込みます。

水害復旧において乾燥工程は非常に重要です。徹底的に乾燥させます。

含水計を使用して乾燥具合を数値で確認します。15%以下になりましたので合格です。

今回はアリシスゴールドを使用します。

床束や根がらみなど在来工法の床下地は木部が多いため、しっかりと塗り込みます。

消毒液を噴霧して殺菌と防カビを行います。さらにオゾンガスを床下空間に充満させ、人の手の入らない箇所まで殺菌します。

すべての水害復旧工程を経て、正常な床下へと戻りました。

復旧完了後の床下全体の様子です。清潔で乾燥した状態を取り戻しました。
よくある質問(給湯管漏水による床下浸水のケース)
Q. 給湯管フレキの漏水はなぜ気づきにくいのですか?
A. フレキ管からのポタポタ漏水は流量が少なく、床下に徐々に水が溜まるため長期間気づかれないことがあります。臭いも排水漏れと違い分かりにくいため、定期的な床下点検をお勧めします。
Q. 防蟻・防腐処理はなぜ必要ですか?
A. 床下浸水により木部の含水率が上昇するとシロアリや腐朽菌が繁殖しやすくなります。乾燥後に防蟻・防腐処理を行うことで再発リスクを大幅に低減できます。本事例ではアリシスゴールドを使用しました。
Q. 乾燥の完了はどのように確認しますか?
A. 含水率計で建材の含水率を計測し、15%以下であることを確認してから次工程に移行します。本事例でも数値で合格を確認した後、防蟻・防腐処理へ移行しました。
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